4年生の長男のことで今日はダラダラと心配事を書いていこうと思います。
世間では9歳の壁、10歳の壁という言葉で言われている
学力の低迷や発達段階のことです。
私としては壁という表現がしっくりこないのですが…
なんていうか壁を乗り越えられないというより
霧の中で道に迷っている感じに近いですね。
壁を壊して乗り越えるんじゃなくて
自分なりの道をみつけて歩き出すまでの葛藤のようなものに感じています。
だって本人は乗り越えるべき壁が何なのか?それすらもわからず怯えているんです。
10歳の壁、自分と他者の違い、劣等感、自己肯定感、自分が嫌い…
最近長男を叱った時、ものすごく荒れたんです。
自分が嫌い。こんなことで叱られる自分なんてお母さんも嫌いでしょう?
みんなが出来ることが出来ない。こんな自分が嫌い。
そう言って号泣していました。
私はもちろん嫌いではないし、嫌いだと言ったこともありません。
そんなふうに思っていたなんて…
とても悲しく、ショックでした。
のんびり屋だったり、想像力が豊かですぐ空想にふける赤毛のアンのような子です。
それは長所でもあり、時には短所にもなる。
それでいいし、それがうちの子だし。
時と場合に合わせて自分をコントロール出来るようになればいいんだけど。
でも長男はそんな自分がダメで嫌い。
これは性格の問題だけではなくて
字が再び雑になってきたこと、算数が苦手になってきたこと
勉強面でも自分に苛立っているんです。
他の子と自分を比べて、劣っているかもしれないと感じ始めたことで
今まで人は人、自分は自分と思っていた感覚が崩れていくんですね。
今とても不安なんだろうと思います。
10歳の壁、親ができることってなんだろう
まずは、子供の発達段階を理解すること。
苛立ちを受け止めること。
察してやること。
正論で責めないこと。
安心出来る場所になること。
よく言われていることだけど…
うーん。
これではマザコンになりそうな気がする。
過保護な気がする。
加減がわからない。
自分の時はどうだったかな。
私の心の支えになったのはいつも父だった。
母はプレッシャーでしかない。
母は成績優秀でいい子な私が自慢だったから。
母の話す理想は本来の私ではなかった。
つらかったなぁ。
父は言葉は少ないけど、優しかった。
いつも話を聞いてくれて否定しなかった。
ちょっと笑えるアドバイスと例え話。
なにより、隣りに座って話を聞いてくれた。
それがいつも私を安心させてくれた。
それって過保護だったかな?
違うな。
私には必要だったし、それがなかったらグレてたかもしれない。
母のようになってはいけない。
それだけはわかる。
手本は父だ。
前のめりにならず、焦らず
正論をぶつけない。
キーワードは安心感。
勉強も予習復習は一緒にやることにした。
本人が焦らないように、楽しく。
なかなか理解できなくてもイライラしない。
聞く、受け止めるってことがこんなにも大変だとは思わなかった。
私の性格上、白黒はっきりしたいから「こうすればいいじゃん」て言いたくなるからね。
勉強も「なんでわからないの?」とか言ってしまいそうになる。
そこをグとこらえて、今は焦らずに一歩一歩進んでいけたらいいなと思います。
↓とても評判が良かったので読んでみようと思います!