「お母さんはしつけをしないで」という本の衝撃ったらもう…

お母さんはしつけをしないで、と言われたらどう思いますか?

何を言ってるんだ!って思いますよね。

返答に困るほどだと思います。

でもこの本を読んで納得しました。

それでいいの?
何もできない子になるんじゃ...

そんな疑問もありましたが本を読んでみると納得できました。

文庫 お母さんはしつけをしないで (草思社文庫)

(Amazon)

私の母親は突然怒り狂う人でした。
私と兄は母が2階から降りてくる足音にさえ怯えていました。
顔を合わせれば何か理由をつけて怒るからです。

自営業で家にいても忙しくて母と遊んだ記憶はなく
おもちゃだけはたくさん買い与えられっていました。
母に甘えた記憶もありません。
手をつないだ記憶もありません。
そんなことさせてもらえる雰囲気じゃなかったです。
ただいつも怒ってる。

怒っていないときは上機嫌です。
そのギャップが怖い。
いつ怒り出すのか...

私が思春期の頃にはアル中でした。
毎日母と喧嘩をしました。
あまりにも理不尽にキレるので、お酒を顔にぶっかけたこともあります。
そうしたら部屋のドアを蹴って壊されました。

物やお金だけはいつも満たされていて、心は満たされないまま
それが愛情だと思って大人になってしまいました。

大人になって、気づいちゃったんですよ。

私、寂しかったんだって。

気づいたところでどうなるわけでもなく
アル中の母と戦いながら、私はうつ病になりました。

そこで諦めずに私を全て受け入れて認めてくれたのが旦那です。
結婚して家を出てうつは良くなりました。

でも、子供ができると母のようになりそうで不安でした。
だから母とは正反対の愛情あふれる育児をしたかったんです。
語りかけ育児には本当に助けられました。

2歳頃までは怒鳴ることもなかったけど
最近はイライラすることも多くなってきました。

いつの間にか自分の叱り方と昔の母の姿が似てきている
言葉にできない自己嫌悪に陥りました。

怒りたくないのに怒ってしまう。
こんなこと言いたくないのに言ってしまう。
親のようになりたくないのにどうしても同じになってしまう。

こんな不安を抱えている人は実はたくさんいるようですね。
そんなお母さんたちに読んで欲しい1冊です。

もう1冊、親の呪縛を解き放つために読んだ本です。

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

親の呪縛から解き放たれたら育児はもっと楽かもしれません。

ではまた(´∀`*)

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